No.006 〜 読譜のコツ 〜
読譜のコツ〜調性編③〜

こんにちは、調布ピアノ教室です。
調布ピアノ教室の「ピアノ初心者講座」は、続いて来た「読譜のコツ〜調性編③〜」ということで、第6回目の今回にて、このテーマは一区切りとなります。よろしければご覧ください!
読譜のコツ〜音程編〜
読譜のコツ〜調性編①〜
読譜のコツ〜調性編②〜
読譜のコツ〜調性編③〜
調号には順番がある?
もう一つ、調性とうまく付き合っていく方法に、調号のつく順番を覚えてしまう、というのがあります。
というのも、調号としての#と♭は最大7つまでつきますが、実は#と♭がつく音の順番は決まっています。
これを覚えてしまえば調号の数だけでどの音を上げ下げすればいいか、すぐにわかります。
♯がつく順番 ファ → ド → ソ → レ → ラ → ミ → シ
(ファから順番に、5つ上の音が続いています)
♭がつく順番 シ → ミ → ラ → レ → ソ → ド → ファ
(シから順番に、5つ下の音が続いています)
(ちなみに、例えばシに♭がついた音を変ロ音と言い、♭が二つついた調を変ロ長調と呼びます。
#の場合は変ではなく、嬰(えい)という言い方を使います。)
また、気がついた人もいるかもしれませんが、「調の名前」と「♯♭の個数の関係」は、
ハ長調を始めとして、5つずつ最初の音(ド)が上がっていくのが、♯の調、
5つずつ下がっていくのが♭の調と覚えておくとすぐ思い出せますよ♪
ド(ハ長調)➡ソ(ト長調#)➡レ(ニ長調##)➡ラ(イ長調###)……
+5 +5 +5
ド(ハ長調)➡ファ(へ長調♭)➡シ♭(変ロ長調♭♭)➡ミ♭(変ホ長調♭♭♭)…
-5 -5 -5
なんだか頭の中がぐるぐると回ってきましたか!?
調布ピアノ教室は無料体験レッスンを行っています。こういった知識面からのアプローチもピアノ演奏の役に立つものですので、気になった方はぜひお問い合わせください。