No.008 〜 誰が好きですか? 〜
作曲家と出身国の関係性を考えてみました。
その②

Nesteg Music Group 調布ピアノ教室は、今日も元気に運営中です。
今回は、好きな作曲家について、ちょっとお話しようかなと思います。
ドイツといえばベートーヴェン
さて、前回(「作曲家と出身国の関係性を考えてみました」その①)に引き続き、今度は、ドイツ出身の作曲家の作風について考えてみましょう。
ドイツ出身の作曲家といえば、やはり「ベートーヴェン」でしょう。
ピアノ曲で有名な「ピアノ・ソナタ 第8番 ≪悲 愴≫ 」
https://www.youtube.com/watch?v=d4cAA3vcLGQ
年末によくオーケストラと大合唱で演奏される「第9交響曲」
https://www.youtube.com/watch?v=Qt0T_fe5K6E
などはとても有名ですよね。
いつだったかどこかに記述があったのですが、ベートーヴェンという音楽家は、
作曲家としてもちろん素晴らしいのだけど、編曲の才能がとっても秀でていたそうです。
ちなみにの私の印象は、なんといいますが、甘く美しいメロディーで人を魅了するというよりは、
きっちりとした計算によって、作られた、感情的な部分と冷静さを兼ね備えた作曲家といったイメージです。
少し頑固オヤジというか、そういった印象でしょうか 笑
ドイツといえば、現在ではサッカーもとても有名ですが、ドイツのチームは、一人のスター選手が輝きを放つというよりは、
組織的な戦略で、勝利を収めるスタイルです。そういった意味では日本と近しいところにあるのかもしれません。
強弱のつけ方も、ある意味きっちりと、大きいところは大きく。小さいところは小さく。次々と切り替えていく印象です。
ですから、個人的には、私はあまり好きにはなれなかったですが、そんな冷静で怖そうに見えるベートーヴェン大先生も、
上でご紹介した「ピアノ・ソナタ 第8番 ≪悲 愴≫ 」の、8:40秒くらいから始まる第二楽章は、
(珍しく?)ゆったり、のんびり、優しく、美しく、そんな曲も書いているから、一概に、「嫌い」では終われない、にくい存在なのです。
誰しも、心のスイッチにオンとオフがあるように、ベートーヴェン大先生も、何かほっこりした心情で、誰かのことを想い浮かべながらこの曲を書いたのでしょうか?
以上、「作曲家と出身国の関係性を考えてみた」でした。
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