記念すべき調布ピアノ教室初心者講座第一回目は『意外と知らない!?身体の作り』です。
第一回目からピアノとは関係なさそう…と思ってしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、「身体がどうやってできているか」を知ることは、ピアノ演奏にとってとても大切なことなのです。
意外と知らない!?身体のつくり〜手編〜
まずは、ピアノを弾くにあたって手について少し触れてみようと思います。
よく指が思うようにスムーズに動かせない、力が入ってしまう、もっといい音が出せたらなあ…など口にされる生徒さんが少なくありません。
話をよくよく聞いてみると(?!)、例えば手首を「一本の線のよう」だとか「腕時計をする位置」と思い込んでいたり、「手のひらは真平らで指はその周りについている」と思っていたり…などなど意外にも知っているようで知らなかった!ということがよくあります。
このようなイメージ、意識の下で手を動かしていると「動きが制限され、思うように弾けない」「練習してもうまくならない?!」「ちょっと弾いただけなのに疲れる(笑)」「下手したらどこか痛くなる」などの事態に陥るのは当然で、せっかくの楽しいパフォーマンスから遠のいてしまう気がします。
ちなみに手首は数個の小さな骨の集まりなので幅があり、手のひらのさらに下の線ではなく内側に層を作っています。
そのためオクターブを弾く時のように指をこの部分からしなやかに広げることができます。
指はその手首から始まっているので、手のひらのかなり下の部分からが指なのです。(思っていたより指は長かった!ですか?)
また、手全体は足と同様にきれいなアーチを描いていて、それが様々な指の動きをサポートしてくれます。
手の甲をマッサージがてら(笑)さすって動かしながら、ぜひ観察してみてください。思っていたのとは違ってた!と発見があるかもしれませんよ。
調布ピアノ教室 初心者講座第一回目、今回は手について少し考えてみましたが、このように体全体にまで思いをはせてみれば、今までの動きづらさがウソのよう、信じられないくらいのパフォーマンス力も引き出せそうですね♪